― きょうの絵本、きょうの気持ち。 ―
絵本は、ことばを覚えるためだけのものではありません。
笑ったり、驚いたり、少し考えたり。
子どもたちは一冊の絵本を通して、
たくさんの気持ちと出会っています。
絵本を大切にする理由
保育園での絵本の時間は、子どもたちが安心して物語の世界に入り込める時間です。
私たちは、絵本を「読むもの」だけではなく、
子どもの心を育てる大切な入口だと考えています。
絵本の中の音やリズム、くり返しの言葉にふれることで、自然と言葉への興味が広がります。
ページをめくるたびに、子どもたちは自分だけの世界を思い描きます。
先生や友だちと同じ絵本を楽しむことで、共感する気持ちが育ちます。
今回は、運動会をテーマに絵本を紹介します。
ぜひお子さんと読んでみてくださいね。
『 ぺんぎんたいそう 』
この絵本は、ぺんぎんの可愛い動きをまねしながら楽しめる絵本です。声に合わせて体を揺らしたり、のんびりしたりしながら、親子で自然に触れ合えます。短くてわかりやすいので、赤ちゃんにも親しみやすい一冊です。
作・齋藤槙 / 福音館書店
『 よーいどん! 』
「いちについて、よーい、うどん!」と、先生のおもしろい掛け声で始まる運動会。かけっこ、とびばこ、水泳、借り物競争…とたくさんの競技が出てきます。わかりやすく楽しい内容が、子どもたちにも大人気の運動会の絵本です。
作・中川ひろたか 絵・村上康成 / 童心社
『 どろぼうがっこう
だいうんどうかい 』
どろぼうたちの運動会ってどんな運動会だろう?と題名から内容が気になる絵本です!どろぼうたちが行う運動会の競技は賑やかで、思わず笑ってしまうシーンがいっぱい出てきます。大人も子どもも一緒に楽しめる絵本です。
作絵・かこさとし / 偕成社
絵本の世界で
みんなで力を合わせて運動会頑張ろう!
子どもたちの声
選書のはなし
季節や行事だけでなく、その時期の子どもたちの興味や、クラスでよく聞こえてくる会話も大切にしています。
虫に夢中な時期には虫の絵本を、友だちとの関わりが広がる時期には気持ちをテーマにした絵本を。
子どもたちの「今」に寄り添いながら、一冊一冊を選んでいます。
ご家庭のみなさまへ
上手に読もうとしなくても大丈夫です。子どもが好きなページで止まったり、同じ絵本を何度も読んだりすることも、絵本を楽しんでいる大切な姿です。今日はどんなところが楽しかったのか、ぜひ一緒に味わってみてください。
おうちでの時間が、子どもにとって
安心できる「こころのよりどころ」になりますように。