特集

絵本と育つ、
こころの時間

― きょうの絵本、きょうの気持ち。 ―

絵本は、ことばを覚えるためだけのものではありません。
笑ったり、驚いたり、少し考えたり。
子どもたちは一冊の絵本を通して、
たくさんの気持ちと出会っています。

絵本を大切にする理由

どうして、絵本の時間
大切にしているの?

保育園での絵本の時間は、子どもたちが安心して物語の世界に入り込める時間です。
私たちは、絵本を「読むもの」だけではなく、
子どもの心を育てる大切な入口だと考えています。

01

ことばが育つ

絵本の中の音やリズム、くり返しの言葉にふれることで、自然と言葉への興味が広がります。

02

想像力が育つ

ページをめくるたびに、子どもたちは自分だけの世界を思い描きます。

03

人との関わりが育つ

先生や友だちと同じ絵本を楽しむことで、共感する気持ちが育ちます。

今月のテーマ

雨の日が、
少し好きになる
絵本

しとしと降る雨、ぽつぽつ聞こえる音、
水たまりに映る空。
今月は、雨の日の景色や音を楽しめる
絵本を選びました。

『 あめふり 』

対象 2〜5歳

― 先生のひとこと ―

雨の日ならではの音や景色に、子どもたちが自然と耳をすませる一冊です。

『 ぞうくんの
あめふりさんぽ 』

対象 3〜5歳

― 先生のひとこと ―

読み聞かせのあと、「水たまりに入りたい!」という声がよく聞こえてきます。

ぽつぽつ しとしと

『 ぽつぽつ しとしと 』

対象 1〜4歳

― 先生のひとこと ―

雨の音のくり返しが楽しく、小さなお子さまにも親しみやすい一冊です。

年齢別の絵本

年齢に合わせて楽しむ絵本

― 年齢 ―

0 歳児

音、リズム、くり返しを
楽しめる絵本

選び方のヒント

やさしい音や心地よいくり返しを大切に。

― 年齢 ―

1〜2 歳児

身近なもの、生活、動物、
食べものが出てくる絵本

選び方のヒント

毎日の暮らしとつながる内容がおすすめ。

― 年齢 ―

3〜4 歳児

物語の流れや
登場人物の気持ちを
楽しめる絵本

選び方のヒント

「この子どう思っているかな?」と会話が広がるものを。

― 年齢 ―

5 歳児

想像を広げたり、
自分で考えたりできる絵本

選び方のヒント

少し長めの物語や発見のある内容も楽しめます。

子どもたちの声

保育室から聞こえてくる声

"もういっかい
読んで!"
"このページが
すき!"
"おうちにも
あるよ"
"ぼくも
やってみたい"

選書のはなし

先生たちは、
こんなふうに
絵本を選んでいます

季節や行事だけでなく、その時期の子どもたちの興味や、クラスでよく聞こえてくる会話も大切にしています。

虫に夢中な時期には虫の絵本を、友だちとの関わりが広がる時期には気持ちをテーマにした絵本を。

子どもたちの「今」に寄り添いながら、一冊一冊を選んでいます。

ご家庭のみなさまへ

おうちで絵本を読むときに

上手に読もうとしなくても大丈夫です。子どもが好きなページで止まったり、同じ絵本を何度も読んだりすることも、絵本を楽しんでいる大切な姿です。今日はどんなところが楽しかったのか、ぜひ一緒に味わってみてください。

おうちでの時間が、子どもにとって
安心できる「こころのよりどころ」になりますように。