― きょうの絵本、きょうの気持ち。 ―
絵本は、ことばを覚えるためだけのものではありません。
笑ったり、驚いたり、少し考えたり。
子どもたちは一冊の絵本を通して、
たくさんの気持ちと出会っています。
絵本を大切にする理由
保育園での絵本の時間は、子どもたちが安心して物語の世界に入り込める時間です。
私たちは、絵本を「読むもの」だけではなく、
子どもの心を育てる大切な入口だと考えています。
絵本の中の音やリズム、くり返しの言葉にふれることで、自然と言葉への興味が広がります。
ページをめくるたびに、子どもたちは自分だけの世界を思い描きます。
先生や友だちと同じ絵本を楽しむことで、共感する気持ちが育ちます。
しとしと降る雨、ぽつぽつ聞こえる音、
水たまりに映る空。
今月は、雨の日の景色や音を楽しめる
絵本を選びました。
『 あめふり 』
― 先生のひとこと ―
雨の日ならではの音や景色に、子どもたちが自然と耳をすませる一冊です。
『 ぞうくんの
あめふりさんぽ 』
― 先生のひとこと ―
読み聞かせのあと、「水たまりに入りたい!」という声がよく聞こえてきます。
『 ぽつぽつ しとしと 』
― 先生のひとこと ―
雨の音のくり返しが楽しく、小さなお子さまにも親しみやすい一冊です。
年齢別の絵本
― 年齢 ―
0 歳児
音、リズム、くり返しを
楽しめる絵本
選び方のヒント
やさしい音や心地よいくり返しを大切に。
― 年齢 ―
1〜2 歳児
身近なもの、生活、動物、
食べものが出てくる絵本
選び方のヒント
毎日の暮らしとつながる内容がおすすめ。
― 年齢 ―
3〜4 歳児
物語の流れや
登場人物の気持ちを
楽しめる絵本
選び方のヒント
「この子どう思っているかな?」と会話が広がるものを。
― 年齢 ―
5 歳児
想像を広げたり、
自分で考えたりできる絵本
選び方のヒント
少し長めの物語や発見のある内容も楽しめます。
子どもたちの声
選書のはなし
季節や行事だけでなく、その時期の子どもたちの興味や、クラスでよく聞こえてくる会話も大切にしています。
虫に夢中な時期には虫の絵本を、友だちとの関わりが広がる時期には気持ちをテーマにした絵本を。
子どもたちの「今」に寄り添いながら、一冊一冊を選んでいます。
ご家庭のみなさまへ
上手に読もうとしなくても大丈夫です。子どもが好きなページで止まったり、同じ絵本を何度も読んだりすることも、絵本を楽しんでいる大切な姿です。今日はどんなところが楽しかったのか、ぜひ一緒に味わってみてください。
おうちでの時間が、子どもにとって
安心できる「こころのよりどころ」になりますように。